July 19, 2006
成功への三原則
コロラド大学はマラソントレーニングで有名なボゥルダーにある.夏には,キャンパス内のトラックやすぐ脇の小道で,日本人選手を含め,世界レベルの沢山の選手が走っている.
数年前,ひょんなことから,あの有名な陸上倶楽部と知り合い,家族ぐるみで付き合っている.今日は,その陸上倶楽部のブログでShino家のことが紹介されていて,ビックリ!
「あれから10年経った今、好成績を残した思い出の街で、
今度は小出監督の言葉で頑張ることを決意した篠原さん
が生活するのです。」
あまり深く考えたことはなかったが,言われてみればボゥルダーとアトランタは,カントクにとって最もゆかりのあるアメリカの街だったのだ.縁とは不思議なものである.
競技スポーツの世界も,アメリカの研究界も,自分の能力が恃みの実力の世界.大きな夢の実現を信じて,日夜自らを磨くことに専念し邁進(まいしん)する選手達や指導者達からは,計り知れない程の刺激とエネルギーをもらっている.人一倍の努力をしてトップにのし上がって来た彼らの言動には,学ぶべきことが多い.私が合宿中の彼らとの交流から次のような「成功への三原則」を導き出すことができた.
- 集中:力をつけようと思ったら,身も心もトレーニングに集中する.
- 時間:人より強くなりたいと思ったら,1分でも多く人よりトレーニングする.
- 邁進:このトレーニングで絶対に強くなれると信じ,迷わずに邁進する.
大好きなことで活躍するためには,誰よりも集中し,誰よりも時間をかけ,そして誰よりも邁進する.大好きなことだったらそれができるだろうし,それができない程度では大好きとは言えない,というのである.「走るのが大好きなんです」 「誰もが同じ24時間を与えられているんです」という成功者の言葉が頭から離れない.
この「成功への三原則」は,一見当たり前のような話だ.が,成功者はどんな時でもこの三原則を強く意識して行動しているのに対し,私のような凡人は,タマ〜に一つ位思い出す程度でしかない.今日は,その「タマ〜に」の1日だったのだ.
三原則に従えば,こんなブログなど書いている場合ではないのだが,これを書くことでこの三原則を強く意識できるのだから,まあ良しとしようか.
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この記事へのコメント
いつも先生のBlogには本当感謝です。。。
まだ卵からも孵らない自分に多大なる刺激をいただける貴重なBlogです。もし、先生のもとで日常の研究を進めていったらどうなるんだろうと!とおもうこともあります。夢のような話ですが・・・。
大好きなことで活躍するためには,誰よりも集中し,誰よりも時間をかけ,そして誰よりも邁進する.
これです!!あ〜なんていったらいいのか。
これなんです!
Blog読む・書く時間も貴重なんですね。どんなことからも学ぶことも、刺激を受けることも出来る。人生に無駄があるとするならば何でしょうか。
今日もありがとうございました。