July 13, 2006

記録達成と大発見?

昨日の帰り道,コロラド大で「英語科学論文の書き方」をしている先生とバッタリ会った.「日本人向けに英語科学論文の添削の仕事をしようかと考えているんだけど,需要はあるだろうか?」と質問を受けた.ほほう,アメリカでは大学の先生もそういう兼職をしていいのか.私自身,この先生の授業を受けて論文の書き方が飛躍的に向上したので,是非,他の日本人にもそういうサービスを受けてもらいたいものである.

さて,今日はヒト筋交感神経活動を測定する実験手法をトレーニングしに,コロラド州立大まで出張(といっても車で1時間).細~い神経を細~い針電極で手探りで探し当てるまでに,一般的には十分~数十分かかることが多いらしい.しかし,このところ私は毎回10分以内で探り当てている.そして,今日は何と1分48秒という最短記録達成! 日本人としてはとても不器用な私だが,もしかして欧米人と比べると器用なのかも?

2人目の被験者では,筋交感神経活動としては望ましくないノイズ信号が混入し,その除去に四苦八苦.しかし,そのうちに実はこれはノイズではなく意味のあう信号なのではないか,と思い始めてきた.大発見は,実験場の失敗から出てくる,というイメージがある.もしかして,これは大発見(につながる)かもしれない.

そそくさとコロラド大に帰ってきて,筋交感神経活動の第一人者であるダグと測定機器についてディスカッションしていると,何と,余っている測定機器をワンセットごと,ジョージアテックに(半永久的に)タダで貸し出してくれるという.私の記録達成と大発見?のお祝いをもらった,と勝手に都合よく解釈してしまうノーテンキな私である.



shinojpn at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) 研究 

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